DETAIL
モンテ・コペイミルは2009年に設立され、4代目のエンリケ・ナヴァーロ・グラナドスが父の情熱を受け継ぎ、コーヒーの可能性を追求しています。先代のルイス・エンリケ・ナヴァーロ氏は30年以上のキャリアを持ち、2000年代前半にはコーヒー収入の低さに苦労していました。2009年にマイクロミルを設立し、高品質なコーヒーの生産を目指して奮闘しました。
彼らの努力は実り、2012年のCup of Excellenceで4位、2014年には優勝を果たし、ドタを代表する名門農園となりました。エンリケJrは父の情熱を受け継ぎ、6つの高地農園を運営しています。特にキズナ農園のイエローブルボンは、トラディショナルな品種でのCup of Excellence上位入賞を目指しています。最近では肥料を変更し、チェリーの実りと木の生育が向上しています。
彼らの「Passion and Dedication」(情熱と献身)が、世界中のコーヒー愛好家を魅了しています。
本商品の詳細
マイクロミルへの挑戦
2009年よりマイクロミルを開始したモンテ・コペイミル。現在は4代目のエンリケ・ナヴァーロ・グラナドスが父から情熱を受け継ぎ、コーヒーの可能性を追求しています。
父である先代のルイス・エンリケ・ナヴァーロ氏は30年以上のキャリアを持ち、2000年代前半は収穫したコーヒーを農協に収めていました。しかし、当時のコーヒーでの収入は芳しくなく、少しずつ生産量を広げながらも、家族を養う事でただただ精一杯だったそうです。そうした中で、子供たちには、勉強に励んでもらい、コーヒー生産以外の夢を持ってもらいたいと、どうにか収益体制を変える事ができないかと2009年にマイクロミルの設立に踏み切りました。しかし、パルピングマシンなどの設備投資やピッカーへの賃金など、マイクロミルが浸透するまでは、銀行からの融資も難しく、初年度の利益のほとんどは手元に残らなかったそうです。
”Passion and Dedication”を合言葉に
そうした中でも、懸命に高品質なコーヒーがもたらす未来を信じ、土壌や生産処理を学び、2012年のCup of Excellenceにて見事に4位に輝きました。その後も2014年のCOE優勝を筆頭に、今ではドタを代表する名門農園の1つに数えられます。
そんな輝かしい実績の中でも、彼らは一切驕ることなく、創業当時から、”Passion and Dedication”(情熱と献身)をポリシーに、感動を与えられるように1年間休むことなく農園に向き合っています。先代のエンリケ・ナヴァーロ氏は2022年7月に心臓発作のため62歳の若さで帰らぬ人となりました。現在はモンテコペイで父と共に働いていたエンリケJrが、4代目として父の情熱を受け継ぎ、日々懸命にモンテコペイを支えています。
コーヒーの可能性を信じて
現在、モンテコペイ・マイクロミルでは現在6つの農園を所有しています。いずれも標高1900~2000mの高地の農園となっており、キズナ農園は1950mに位置する農園です。2014年のCOE優勝の賞金を元手にモンテコペイの新しい挑戦の基盤となる農園として2015年から農地開拓をしてきました。この農園で生産するイエローブルボンは、まだまだ生産量が少ないのですが、少しずつ生産量を増やしたいと考えています。エンリケは、ゲイシャ以外のトラディショナルな品種でCOEの上位入賞を1つの目標に掲げており、キズナ農園のイエローブルボンは、その期待を込めた品種でもあります。
2023年より肥料を替えた事も近年の大きな変化の1つで、チェリーが見るからに大きく実り、木の生育状態もより健康な状態になり、大きな成果が出始めています。
トレーサビリティ
国:コスタリカ
標高:1950m
エリア:サンタマリア・デ・ドタ、バンデラ(タラス)
品種:イエローブルボン
農園名:モンテコペイ・ミル/キズナ農園
生産処理:イエローハニー
包装/重量:23KGバキューム
生産者:エンリケ・ナヴァーロ・グラナドス