DETAIL
ブラジル、モジアナ地区は、ブラジルでも有数の高品質なスペシャルティコーヒー豆を生産する産地として知られています。
収穫後約1週間ほど天日乾燥させるのが通常ですが、カショエイラダグラマでは陰干しにして2~3週間かけて乾燥させます。そのため、甘味やコクが通常の豆よりも強くなります。
ハニー製法は、通常のウオシュドコーヒーとは異なり、果肉の部分を残したまま天日乾燥します。これによって果肉の甘味を豆に吸収させ、コクと甘味のあるコーヒーを作る製法です。
ハニー製法の精選加工では、成熟したチェリーのみが脱穀機を通過することができ、未熟豆は堅いため機械にはじかれます。その為、品質が安定しているのもハニーの特徴になります。
現在、ブラジルのコーヒー栽培の主流であるムンドノーボ種やカツアイ種といった改良種ではなく、在来種のイエローブルボン種100%で仕上げています。
カショエイラ ダ グラマは、1890 年以来カルヴァーリョ ディアス家が管理するコーヒー農園です。
ブルボン品種の樹の中には、樹齢 107 年に達するものもあります。
カショエイラ・ダ・グラマは、農園の地形的に機械化が不可能なため、コーヒー農園の管理や収穫など、すべてが手作業で行われています。
農園には学校、クラブ、従業員向けの公式サイズのサッカー場があります。従業員とその家族のために47 戸の住宅があり、すべてに近代的な設備が備わっています。
コーヒーチェリーを精製する際に出る廃水は、周辺の河川を汚染しないように処理されます。
この農園には小規模な水力発電所があり、収穫のピーク時以外は、自家発電により電力を賄っております。
オーナーのリンドルフォ氏はサステナビリティは農園経営において最重要項目であると考えています。