UBUMWE(ウブムウェ)とはルワンダ語で「融合・調和」という意味です。
ルワンダの首都キガリの近郊にあり、2017年からBUF COFFEEによる操業がスタートしました。
この水洗処理場には、ルワンダでは珍しくミューシレージリムーバー設備がついており、水の使用量を抑えたコーヒー生産が可能になっています。
首都にある BUF COFFEEの事務所からのアクセスが良いことから、実験的な取り組みや新商品の開発を行うには適したロケーションです。
当ロットは、アナエロビック・ファーメンテーション(嫌気性発酵)のコーヒーです。写真のように密封したプラスチックのタンクの中で発酵を行っており、はじめ好気性の菌によって内部の酸素がなくなると嫌気的(酸素のない)環境になります。
空気(酸素)がある場合とない場合では、発酵に関わる菌の種類や発酵反応が全く変わってきて、それによって、特徴的な風味のコーヒーになるのが、アナエロビック・ファーメンテーションのポイントになります。このロットは、96時間(丸4日間)の嫌気性発酵を行いました。
エスプレッソ挽きには、マールクニックEK43の2番で挽かせていただきます。