DETAIL
ヌエボオリエンテ地区ボルカン･デ・サチタンにあるプラン・デル・グアヤボ農園。
グァテマラの首都グァテマラ・シティより車で5時間。どちらかと言うと乾燥したイメージの地域です。ヌエボ・オリエンテ地区はグァテマラの主要産地の中では最も新しい産地でここグアヤボ農園もベンジャミン・ドナド氏が1990年に創業。28ヘクタールの農地から始め、現在は72ヘクタールあります。
農園名の由来は、創業当時、農園の敷地内に多く生い茂ったグァバの木から「グァバの畑」を意味する、プランデルグアヤボと名付けました。
この農園の特筆すべきは急な傾斜。一番低い所でも1,400m。そこから一気に急な傾斜を上り1番高い所は1,600m以上になります。
カトゥアイをメインに、SL28、カティモール、パカマラなどの品種を栽培しています。
パカマラは1600ｍ地点の南西方向に向いた水はけの良い斜面で栽培され、甘味のギュッと詰まった素晴らし品質のコーヒーが生産されています。
誰もが無理だと思った土地にドナド氏はコーヒーを植えここまで立派に育て上げました。
その並々ならぬ努力と情熱、御歳60歳にしてあの傾斜を涼しい顔して登るドナド氏の体力には脱帽です。
現在はアメリカから帰国した息子パブロ氏が引き継ぎ農園を運営しています。
