先ず驚かされるのは、酸味のジューシーさです。
マンゴーの果汁を飲んでいるかのようなトロっとしたジューシーでクリーンな酸を感じます。
ドライフルーツの様な甘みと、余韻の長さも素晴らしいです。
フレーバーはドライマンゴー、パパイヤ、パインアップル、オレンジ等、ブライトでエレガントなフレーバーを感じます。
フルーティーで甘み豊かなアグリビッド、是非ご賞味ください。

当ロットは収益の一部をCasa de la Alegria基金へ寄付しています

環境の変化へ適応するべく
アグリビッドミルは、14のコーヒー生産家族が共同で運営しています。このグループは、La Violeta de Desamparadosファーマーズ協会(土地の名Violeta de Desamparadosの頭文字からAGRI-VI-D)を設立し、高品質で持続可能なコーヒーの生産を行っています。
この取り組みの1つとしてアグリビッドは、自然環境の保護と農業の両立を目指しアグロフォレストリーに取り組み、またその道の第一人者でもあります。

近年は地球温暖化によって、高地でのコーヒー生産においても病気の被害が拡大する可能性が高まり、農家としても大きな不安材料となっています。
そうした状況下で、作物の健康を支える為には肥料や栽培に多くのコストを投じなければならず、農家の資金繰りを圧迫する一因ともなっています。
アグリビッドでは、こうした環境変化に対して、プランテーションの維持と化学物質の使用削減に重点をおく事で土壌養分の枯渇を防ぎ、将来にわたってサスティナブルなコーヒー生産を目指し、アグロフォレストリーに熱心に取り組んでいます。

検証選別を繰り返した品種のリノベーション
また、アグリビッドが扱っているそれぞれの農園では、多くのエキゾチックな品種が生産されています。
それぞれの品種は、2007年にコスタリカの種子バンクであるカティエから提供された遺伝的特性が明確な品種となっています。
当時より提供を受けた種子はその土着性を検証するべく一度栽培し、生産処理を施し、おおよそ3年掛けて検証・選択を繰り返し、スペシャルティマイクロロットとしての適性を確認されます。

 そうして、近年SL28やビジャサルチ、F1などがこの土地に適している事がわかり、メインに生産をしていたカトゥーラから、よりエキゾチックな風味を享受できる品種へ徐々に植替えを行ってきました。
今回のオレンジティピカもそうした試験栽培品種の1つで、彼らが今後期待している品種の1つです。
2021年時点でまだ若木でありながらも、明るくジューシーな風味からポテンシャルの高さが伺えます。
生産量もまだ少なく、今後の木の生長と共に大きな期待を持つ品種と語ります。

持続可能で高品質なコーヒーを目指して
AGRIVIDでは、こうしたアグロフォレストリー活動による環境負荷を低減させサスティナブルなコーヒー生産を行うとともに、販売価格の透明性も重要視しており、新しい生産品種のもつユニークなフレーバーは、収益と品質、持続的なコーヒー生産の3つを達成する重要な取り組みとなっています。

また、ミルの責任者であるアンドレス氏の息子ヒルベルト ヌニェスさんは、そのクロップの気候条件や収穫・乾燥時の条件、品種によって、適切な生産処理プロセスは異なってくるため、アグリビッドではイエローやレッド、ブラックハニーなど大別せずにその時々で最も適切な処理をすることをポリシーとしているとも語っています。

入荷量は24kgと非常に僅少となっております、ご興味のあるお客様はお早目のお求めをおすすめいたします。