ブラジル パッセイオ農園 ナノロット ブルボン ナチュラル製法 ニュークロップ

1,200円(内税)

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スペシャルティコーヒーの先駆者
最高標高1250mという、まるで中米の様な立地のパッセイオ農園。
農園は100年の歴史を持ち、3世代にわたってコーヒーの生産を行っています。
パッセイオ農園は、1997年国連のグルメコーヒープロジェクトに選出された10農園の1つで、COEの前身となった当時のコンペティションで1位を獲得したスペシャルティコーヒーの先駆的な農園です。
このグルメコーヒープロジェクトは、のちのブラジル全土・世界のコーヒーの歴史を変えたと言い、アドルフォさん自身もスペシャルティコーヒーへ100%考えが変わったとターニングポイントでした。
その後も絶えずカップクオリティの向上に邁進し、ブラジルでは稀有なハンドピックでの収穫。
試験区画での品種の検証なども行っており、各区画の日照条件や土壌に対して適正な品種を検証しながら毎年のようにリノベーションを行い、品質の向上と安定した収穫量に努めてきました。

特別なロットの生産
近年は、カップクオリティをより向上させるために、優良な区画に関しては本収穫の2週間前に試験収穫を行い、カッピングを行った後に適切な収穫のタイミングや生産処理を決めて本収穫に移しています。
今までは実ったチェリーの糖度だけを測定し収穫の判断をしていましたが、現在の方法によってマイクロロット・ナノロットと呼ばれる特別なロットを作るために適切な収穫期の設定と生産処理を施すことができ、品質の更なる向上につなげています。

今回のナノロットにおけるナチュラルプロセスは、2020年7月24日25日に収穫したチェリーで作られた非常に小さなナノロットになります。
このブルボン種の区画はパッセイオ農園の中でも高地の1150mに位置する区画で生産されています。
収穫したチェリーは、ウォッシャーで洗浄と比重選別を経てコンクリートパティオに持ち込まれます。
コンクリートパティでは2日間かけて初期乾燥を行い、その後アフリカンベッドに移動し均一に乾燥が進行するように薄く広げます。
アフリカンベッドでの乾燥は15日間かけてゆっくりと行われ、その間も攪拌と選別を繰り返しながら、乾燥終盤まで仕上げられます。
その後、再びコンクリートパティオで乾燥(最終的な水分値の調整)という3段階の乾燥工程を踏んでいます。
最後に木製の保管庫にてレスティングを行い全体の水分値を均一にし、ロットが仕上げられています。
この方法は、スペシャルティコーヒーの生産を開始して20年の経験の中で作った乾燥レシピで、熟度を活かし華やかで風味豊かなコーヒーに仕上がると言います。

品質と社会性への取り組み
また、従業員の雇用改善や教育といった社会性にも重点を置いて取り組んでいます。
現在はアドルフォさんの奥様が主体となって、女性の働く機会とモチベーションを高めるための取り組みを始めました。
現在、パッセイオで働くスタッフの約半分である52人が女性であり、中には3世代に亘って農園で生まれ働いてくれている家族もいます。

彼女たちの繊細さやケアは品質に大きく貢献してくれており、その収益を彼女たちに還元できるように、新設のアフリカンベッドでのピッキング作業など力仕事ではない分野で品質を高めるために重要な業務を女性の働きやすい形に再整備し、活躍の幅を増やしています。こうした取り組みの中で、選別の行き届いたクリーンで熟度の際立つ特別なロットが作られています。