コロンビア エル・ポルベニール ピンクブルボン 200g トップオブトップスペシャルティ
COEPVPB01

1,800円(内税)

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エル・ポルベニール農園は、ウイラ県ピタリートの市街から車で1時間ほどの山中に位置する小規模コーヒー農園です。農園主のルイスさん、奥様のクリステーナさん、息子のウェイマル君、ハデル君の4人が農園の中央にある母屋に暮らしています。2020年で30周年を迎えたエル・ポルベニール農園。現在地域を牽引する生産者の1人として7Haの土地で22000本のコーヒーを生産しています。

 スペシャルティコーヒーへの取り組みを始め10年ほどが経ちますが、彼らにとって大きな転機となったのは2016年に輸出業者が主宰した「Best of Huila」という地域コンペティションでした。当時600以上もの小規模農家のコーヒーがエントリーされましたが、エル・ポルベニールは2位を獲得。彼らにとって初めての大きな成功体験でした。当時から非常に勉強熱心で真面目にコーヒー生産に携わってきたルイスさんですが、より深く高品質なコーヒーの生産と安定した品質を目指すターニングポイントになったと言います。

そして2016年以降、エル・ポルベニール農園では大きく3つの取り組みを開始します。1つは、発酵工程の改善です。収穫したチェリーの果肉を除去した後、元々14時間のドライファーメンテーションでミューシレージの除去を行っていましたが、標高が1700mあるエル・ポルベニール農園のようなコロンビアでも高標高に位置する農園ではロングファーメンテーションのほうが相性が良く、試行錯誤の末、20時間のチェリーでのファーメンテーションと24時間の果肉除去後のドライファーメンテーションに切り替えました。これによって、甘さとマウスフィールの質が大きく向上しました。

 2つ目は乾燥工程。以前は水分値のみに着目していましたが、生豆の鮮度を保つために水分活性値にも着目し、入念に乾燥時間を取り13-15日かけてスロードライを行うようになりました。また、同時にメッシュを敷いたビニルハウスのパティオも3台に増設し、収穫ピーク時でもムラなく均質な乾燥ができるように設備投資もしました。

そして3つ目は、新しい品種の生産。これは農園に足繁く通ってくれていた農技師から提案をもらったもので、耐性的にはメインバラエティには向きませんが、より高品位な風味とそれに伴う価格が期待できるピンクブルボンの生産でした。エル・ポルベニール農園では2016年からこの取り組みを始め、農園の日当たりの良い急斜面を活用して農技師のアドバイスの下で生産を開始しました。そして2019年には初めての収穫を迎えることができました。

 収穫までの3年間も徹底的に準備を行い、品種ごとの熟す色の違いを学び最適な収穫のタイミングを他の品種でも実践したり、品種ごとに適切な生産処理を検証したりと、希少な品種を収穫するまでの期間、できることを行ってきたそうです。
 そして、ようやく十分な収穫量を迎えた今クロップで、素晴らしいピンクブルボンを生産することができました。様々な風味の印象を蓄えたフレーバーや甘さが絡み合ったジューシーな酸は、これまでエル・ポルベニールで生産していたカスティージョやコロンビア種では達成できなかった複雑な風味を兼ね備えています。

おすすめローストレベルはミディアムローストです